月次アーカイブ: 5月 2016

て、不妊治療を何年もするようになるとは思ってもいませんでした。結婚して、普通に夫婦生活を過ごしていれば、自然に赤ちゃんは来てくれるもの。そう思ってました。ドラマの見すぎかもしれませんが、恋愛ドラマで1度の関係ですぐに妊娠するパターンも多いですよね。

しかし現実は違いました。実際、結婚しても仕事は続けていたし、二人で過ごす時間もほしいと子作りに積極的ではなかったですが、そうこうしてる間に2年が経過していました。

なんかおかしい。そう感じ始めて、悩んだ結果病院へ。女医さんでしたが、いきなり「わかったわ!注射を打っていきなさい!」とひと言。

私はそれが何の注射かも説明受けてませんでしたし、あまり人の話を聞かずにいきなり注射をしようとする病院は嫌だ!と思い、お断りをして逃げるように帰りました。せっかく意を決して行ったのに。

また病院を変えました。次は基礎体温と内診を中心にタイミング法からスタートです。少し安心しました。けれどやはり妊娠せず、排卵誘発剤のクロミッドを飲んだり、卵管の検査をしたり。排卵誘発の注射をしても無理。先生は薬の数をどんどん増やしていきます。何だかそれにも疑問がわき、その病院は妊婦さんが多く行くのが憂鬱になり、約1年通ってやめました。

次に調べました。不妊治療に力を入れている病院を。今までより少し遠かったですが、見つけた時とても嬉しかったです。
そちらではまた1から血液検査です。生理前、生理後。卵子の数。ヒューナーテスト等々。こちらではほぼ基礎体温はあてにしていませんでした。先生が実際に見て検査の結果に基づいて治療が進んで行きました。

不妊治療のカウンセラーさんがいたり、何より不妊治療で通われてる方が多く、「私だけじゃないんだ!」と救われました。看護師さんも皆温かい方ばかりでした。
私はこの病院なら頑張れる!思いました。

それからタイミング法に続き、人工授精。妊娠出来ず人工授精は6回もしました。それ以上してもあまり効果はないということで、ついに体外受精をするかしないかの選択に来ました。私の中で、それは最終手段でした。

人工授精もして、毎日筋肉注射に通い続けたり。本当に妊娠出来るのか?特に異常が見つかったわけではないのに。と生理がくるたびに落ち込み、泣きました。

でも主人と先生と私と話し合いをして、体外受精をすることに決めました。受精卵を子宮に戻すわけですから、かなり妊娠を期待しますよね。

人工授精の妊娠確率は約15%で、体外受精は35%にもなるんです。

金額も保険外になるので、急にはねあがります。

すごくすごく期待した1回目。結果は着床せず。でした。凍結卵を残したので、それを返すもダメでした。
もう絶望的でした。泣きました。もう大泣きです。
自分に子供が出来ないのは仕事が大変だからと、仕事のせいばかりにしてしまいました。

再び採卵からの体外受精です。でももうこの時はひたすら泣いた後で、今回妊娠出来なくても絶対妊娠するまで一生懸命働いてお金をためて、何回でも体外受精する!という気持ちでした。
そうすると、グレードのいい卵がとれたんです。

分割もよく、先生もうれしそうでした。
でもその後また生理前と同じような頭痛や下腹部痛があったので、「またか。。」と落ち込みました。

判定日が来ました。中へ入ると先生の表情が違います。
「○○さん妊娠です」と告げられました。

隣にいた看護師さんは涙してくれています。

私はもう本当に嬉しくて、でも信じられなくて夢じゃないかと思いました。こちらの病院には約2年通いました。前の病院と合わせて不妊治療約3年です。

本当に長く感じました。こちらの病院に出会い、この先生だったからこそ授かることが出来たのだと思いました。病院選びも本当に大切だと思いました。

しかし簡単に授からなかったからこそ、得たものその価値が理解できるようになり、私には必要な経験だったと今は思えます。